10年に一度?
楠木枝おろし
当社楠木は参道をはさむ4本が言うなれば親木。大宰府天満宮の大楠にちなんで約40年前に腕くらいの太さのを植樹。それが現在は幹の太さ直径1.5m、高さ25mにもなっている。楠は成長がすこぶる速いが、大雪や台風などにはめっぽう弱い。直径30センチくらいの枝がねばりなく折れる。そのかわり、常緑でこんもりとした鎮守の森らしさをかもし出してくれる上に、防虫成分も持っているため虫がつかない。
しかし、横に張り出した枝が折れると危険ということで、カラスの巣を駆除するついでに大掛かりな枝おろしとなった。クレーン車2台を駆使しての作業は、あと1週間ほど続く予定。こんもりした緑に戻るには2〜3年はかかるだろうが、これも参拝者の安全のため、仕方がないこと。