梅便り 令和2年4月8日

見えないウイルスのために異例の事態に突入しています。当社でも東京都神社庁の指示を受け、日々の日供祭と清掃以外は一切停止となりました。ワクチンや特効薬ができない限りはこの状況が続くのでしょう。

人類の危機など関係なく、草木は春を迎えて花を咲かせ、新芽を吹き出しています。いつもと違ってそれらに違和感を感じてしまうのは、「人間が地球の中心」という意識が、少なからず私にもあるからでしょう。草木は季節に呼応してひたむきに生きているだけです。いつもと変わらず、いや、多少人間の仕業による環境の悪化や気候変動を迷惑に感じながら、淡々と生きています。梅もかわいらしい果実を膨らませています。写真は青軸系緑咢の月影と小梅の結衣です。不要不急の外出を控えて気晴らしに散歩をするかたが増えていますから、この機会に草木に興味を持たれる方も増えるのではないでしょうか。室内で変わらない景色を眺めて終息を待つよりも、日々変化していく草木を見て時をかせぐ方がよいかと思います。

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