梅便り 令和5年2月6日

年に一度の稲荷社初午祭(はつうまさい)は立春後の最初の午の日または2回目の午の日(二の午)に斎行されます。近隣の個人商店や百貨店、また会社や個人住宅など、かつては10箇所以上の稲荷社に奉仕していましたが、現在は数か所まで減少しています。それでも小田急百貨店や仲見世商店会などは、関係者が多数参列して行われています。お供え物にも特色があり、通常のお供えにめざしや油揚げや厚揚げが加わります。
某老人ホームではスタッフ数名が参列して、式後には捧げたお供え物を平等に分け合い、神様が残してくれたお下がりを有難くいただきます。私にも神様のお下がり(撤饌)を分けてくれますので、帰社してから早速いただきます。昆布だしをとり、お揚げの味噌汁にし、タマネギとほうれん草はバターを乗せてレンジでチンし、醤油かポン酢で。めざしを焼いて、ありがたいお下がりのフルコース完成です。これで今年も健康でいられるような気がします。
立春とはいえ寒さはまだ厳しい日々ですが、加賀梅は株によっては開き始めています。もう少し、もう少し、もう来るよ、と梅が態度で示してくれているみたいです。

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