塒出錦(とやでのにしき)と豊後は満開でにぎやか。
豊後系の八重西王(やえさいおう)と一番遅い楊貴妃が開き始め。
もう春なんでしょうか。
毎度のことですが、春と秋は夏と冬に比べて短い気がしますよね。
それは、おそらく中間的な季節だから
明確に判断しにくいからでしょう。
ならばいろいろな場所へ出掛けて、いろいろな春を見て
濃い実感を貪欲に得るのが一番ではないかと・・・。
見頃間近です
ようやく春めいてまいりました。境内の梅の見頃は3月にずれこみました。冬至梅系の白梅と鹿児島紅がぼちぼちです。他はまだ一分から三分咲きといったところです。
冬至梅系の白梅、品種は特定できていません。特徴としては、花はやや小さめで、花つきの数が非常に多く、実は中型でやや楕円形。梅干にすると多少苦味があり不向きです。
鹿児島紅 黒っぽい赤色です。実はまばらにつきますが、大きくなりません。例年なら最も早咲きですが、今年は寒さにおじけづいたのか、二番手でした。
思いのまま と、当社では呼ばれていて、オリジナル絵馬のデザインにもなっていますが、調べたら「鶯宿(おうしゅく)か「真鶴(まなづる)」という種類のようです。本来の思いのままは八重咲きで、花びらの一部に赤い線が入るなどの特徴がありますが、当社のものは八重でもなく、赤い線もなく・・・。ただし、数十年前に奉納された頃には、白花とピンクの花に咲き分けていたことから「思いのまま」と名づけられたとか。今は老木となり、一律ピンクになってしまいました。