参拝作法

新年を迎え大勢の方々がお参りにおいでになり、神様もさぞお喜びのことと思います。
さて皆様はどのようにお参りされているでしょうか。ここで神社の基本的な参拝作法についてお話をいたします。一般的な「2拝2拍手1拝」はご存知かと思いますが、これはほぼ全国共通です。厳密に申し上げますと、「拝」は両手を膝の上付近に下げて顎をひき背中が地面と平行になる90度の状態を表します。そのスピードは下げる際、上げる際にそれぞれ1呼吸、3秒くらいが適当かと思われます。これも、下げるのは神様に対する礼で上げるのは単に戻す作法ですから、上げる方は少し早くても良いと思います。まず「拝」を2回、次に肘を楽な状態にして胸の高さくらいで両手を合せ、右手を1関節だけ下にずらし、肩幅程度に開いて2回打ちます。手を再び腿のあたりに下ろし、最後の1拝をします。
この作法の前後にも心がけていただきたいことがあります。まず参拝する位置に進む際には、参道は真ん中を外して進んで下さい。位置についたら軽く会釈してから拝礼しましょう。この時も真ん中を少し外すことで謙譲の意を表します。ただし、非常に混雑しているときや参道が細い時など中央を外すのが困難な場合もありますが、そんな状況は神様のほうがよくお分かりですから大丈夫です。また、鳥居をくぐるときと帰るときにも会釈をしましょう。どうしても参道の中央線を渡らなければならないときは、渡る時だけ少し頭を低くします。
さあ、ここで一つ問題が。一連の作法の中には手を合わせて祈る時間がありません。ではいつ祈るのか。それは最初の「拝」から最後の「拝」までの作法の最中に心を静かにして祈るのです。日本人はどうしても手を合わせたまま祈る作法が自然に身についていますが、これは仏教などの作法が浸透しているためです。
では皆様、大きな神社でも森の中にある祠(ほこら)であっても、この参拝作法は同じです。神様に大きさなどありません。作法を間違えて咎めるようなこともしませんから、心がけてお参りしましょう。

平成26年大晦日 師走の大はらへと茅の輪神事斎行

平成26年も終わろうとしています。小保方さんや佐村河内氏、野々村議員の号泣会見など残念なニュースや、2月の大雪、広島の豪雨、御嶽山の噴火、さらにはアメリカ全土の寒波など、自然災害も多かったように思います。また、アルカイダに続きイスラム国の脅威など、日本というお国柄、どうして宗教で悲惨な殺戮にまで及ぶのか理解し難いことも起こっています。
穏やかな新年を迎えて、どうか世界中の人々が幸せに暮らすことのできる地球になるよう祈るばかりです。
本日、5時より師走の大はらへと茅の輪神事が厳粛に斎行されました。
100名近くの方々の参列のもと、社殿で大祓詞が奏上され、静かに茅の輪をくぐり、人型を燃やし、燃え上がる炎に1年の感謝と来たる平成27年の多幸を祈りました。
火の粉舞う空には明るい月。この時期には珍しく南風。日本海側に大雪を降らせている低気圧に流れ込む風です。どうか来年は災害の少ない1年でありますよう。IMG_1211IMG_1232IMG_1245IMG_1243

 

夏越のおおはらへと茅の輪神事斎行

平成26年も半年が経過。
夏越のおおはらへと茅の輪神事を斎行いたしました。茅の輪神事は今年で4年目という当社ではまだ歴史のない行事ですが、毎年参列者が増えて、今年は100人以上が茅の輪をくぐりました。今年の密かな企画は井桁に組んだ檜の棒。昨年、国土環境という会社に依頼して本殿や旧社殿に施したファイヤーレターデント防燃水をこれに浸み込ませて、延焼するかどうかの実験を兼ねていたこと。焦げてはいるものの見事に延焼せずに残って一安心。これで御社殿も大丈夫と確信しました。R0012869 R0012887 R0012901 R0012907

駐車場舗装工事完了

不安定な天候の6月、工事中断を余儀なくされることしばしば。
ようやく最終日にラインがひかれて車止めが取り付けられて一カ月を要した工事が完了しました。楠木の根によって均しても均しても水たまりができた駐車場が平坦になりました。
これで参宮橋からスロープで来れば、車椅子の方も社殿前まで安全に行けます。
あとは、224号線沿いのペデストリアンデッキが参宮橋まで延びれば、
駅から神社まで横断歩道を渡ることなく参拝できるようになるのですが・・・。R0012872

茅の輪作り

平成26年も折り返し地点が近づいてきました。もう半年経ったんですね。天候も猛暑だったり雷雨だったり、雹が降ったり、所によっては水害も出ているようで、天気の神様は今年も荒れ気味のようです。
さて、6月30日に斎行されるおおはらへと茅の輪神事の準備にかかり、昨日は氏子総代が集まって茅の輪を製作しました。折からの雷雨でずぶ濡れになりながらの作業でしたが、今年も出来栄えは良いようです。
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夜間参拝用賽銭箱

夜間参拝用賽銭箱を設置いたしました。七五三シーズンから正月にかけては、社殿前にスロープをつけるために閉門できず、この期間は夜間でも賽銭箱の前まで進むことができますが、防犯上は甘い状態になっています。この期間以外は夕方から朝まで閉門して施錠するため、夜間に参拝された方はお賽銭を数メートル投げて入れるしかなく、入らずにこぼれたお賽銭を狙って賽銭泥棒も頻発していました。そこで門に賽銭箱を取り付けることを思いつき、ようやく設置することが叶いました。これで、夜に訪れる方もお賽銭を確実に入れることができる上、賽銭泥棒も少なくなってくれると思います。R0012264

平成26年飯綱山王祭迫る

かつて4月と6月に斎行されておりました大綱(飯綱)社例祭と日枝社例祭を統一してから16年目となります。今年も今月第三日曜日の18日にたくさんの演目を取り揃えて賑やかに両社御祭神にお和みいただきたいと思っております。原町田の村祭りをコンセプトに地元の方々を中心にいろいろな演目の奉納がございます。是非ご参拝ください。

尚、今年は斎行日が大安にあたりましたので、各種の御祈願の方もご予定されていらっしゃるかと存じますが、駐車スペースも少なくなり、また午前10時から斎行されます式典終了後から神楽殿にて賑やかな催しが始まります。受付は通常通り行いますが、式の開始までお待たせする時間が長くなる可能性もございますので何卒ご承知おき下さい。

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