茅の輪神事

夏越しの祓い  茅の輪神事

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ですが・・・、茅の輪は先週作りました。今日は当日、午前中にお焚上げ場を設営しました。始めたばかりで知名度がないことと、この地域に習慣もないため、集まっている人型はわずかですが、丁重に焚かせていただきます。このようなものもつくりました。真ん中には陸前高田市の竹炭が入っています。

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そして、四方に斎竹(いみだけ)を立てて中央に据えました。注連縄を張り準備は万端です。

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(-_-;)しかし・・・開始時刻の午後5時まであと1時間半。雷雨、土砂降りです。

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陸前高田の炭で復興支援

私の大学の友人が岩手県の内陸(岩手郡江刈内)で燃料店を営んでおります。以前より陸前高田市で焼かれた炭を脱臭炭として商品にしていました。3月11日、陸前高田市は津波により壊滅的な被害を受けて多くの尊い命、建物が失われました。同様に販売取り扱い店や炭焼き窯も消失しました。脱臭剤のような商品は現在の被災地では需要がありません。そこで、かろうじて残った窯元で焼かれた黒炭や竹炭で作った商品を東京で売って現金化し、全額を義援金として陸前高田市へ送ってほしいと依頼されました。偶然にも陸前高田市の戸羽市長は町田市出身で、私の高校の後輩でもあり、こんな形で協力できることは幸せなことだと感じました。
さっそく岩手から送られてきた品を昨日から神符授与所で販売開始いたしました。

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このような品物です。

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ご一緒に一刻も早い東北の復興を祈念いたしましょう。

梅便り9

日本がんばれ

大きな地震だったから、日本の国土の小ささを痛感しましたね。とにかく今は、風評に流されず、自分に今できることをするしかありません。当社は幸い石燈籠に亀裂が入った程度でした。計画停電も東京の反省材料です。福島で作られた電気は福島では使わず、東京で使われているという事実もふまえ、湯水のように電気を使い放題で依存しすぎていたこれまでを反省しなければいけません。

当社の5月の飯綱山王祭も、鳴り物を自粛して、復興祈願を含めた式典だけにしてはという流れになっています。

いよいよ最後の楊貴妃が盛期を迎えました。加賀や豊後はすっかり終わっています。青空に映え、花びらは優雅に波打ち、枝先の花は小粒で淡く、楊貴妃の名がふさわしいと感じます。

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境内の梅はやがて新緑を吹き出します。春が確実に来ます。がんばれ日本です。

梅便り8

いよいよ豊後系の開花が始まり、鳥居前が賑やかになっています。

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同じ豊後系の八重西王もどっしりとして花をつけています。数年前に根本から倒れた親木の種から育てたので、まだ3メートルほどしかありませんが、花は毎年つけるようになりました。実をつけるのは、あと数年かかるかもしれません。

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出世稲荷社脇の山茱萸(サンシュユ)も盛期を迎えています。

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皇后陛下御歌に感銘

ある冊子に1月14日に開かれた歌会始の儀での天皇皇后両陛下御歌が披露されていました。どれも素晴らしい御歌ですが、中でも感銘を受けたのが皇后陛下の御歌。

おほかたの枯葉は枝に残りつつ今日まんさくの花ひとつ咲く

まんさくの名の由来は、北国の厳しい冬が終わる頃、雪をかぶった枯れたような枝から鮮やかな黄色い花を吹き出し、春の到来をいち早く知らせることから、「先ず咲く」がなまって「まんさく」になったと言われています。当社境内の自宅の庭にまんさくの木があり、毎年二月初旬頃から花を吹き出します。まさに皇后陛下のお詠みになられたように、まんさくは去年の葉を枯れたままたくさんつけて越冬します。

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先週、東京では久しぶりの時ならぬ積雪がありましたが、雪が乗っても枯葉は落ちず、私は毎年「この枯葉には何か残る理由があるのだろうか」と不思議に感じていました。皇后陛下の観察力と、短い歌に春の到来の嬉しさを盛り込んだ表現の的確さに感銘させていただいた次第です。すでに当社のまんさくは満開になっています。

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梅開花情報その7

 

梅便り

 

予報通り暖かくなった今日、気温は20度を上回り春一番が吹き荒れています。明日はまた肌寒くなるとのことで、三寒四温、こうやって春の訪れを感じていくのでしょう。
旧社殿脇の半しだれの白加賀もほどよくなってきました。

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社殿東側の満月枝垂れ(みつげつしだれ)はようやくほころび始めです。

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足元の小さなオオイヌノフグリさえ春を知らせているようです。

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飛梅

二の午も過ぎ、いよいよ春めいてきました。先週は時ならぬ降雪があったり落ち着かない天候でしたが、今週末に向けて気温が上がってくるそうです。一方、ニュージーランドでは大惨事が起きてしまいました。亡くなられた方々のご冥福と、生存している方々の一刻も早い救出ができますようお祈り致します。ニュージーランドはわが国と同様、プレートの交わる場所の上にある国とのことですから、決して他人事と片付けられません。

 

飛梅が見頃を迎えました。明るい場所へ移植してから数年、ようやく元気になってきました。

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梅便り3

早咲きの白梅が開花。白加賀といわれてきたようですが、花の大きさ、開花時期、実の大きさや形が違う白梅が何本かあります。それぞれに味わいがあって楽しめます。八重咲き小輪の蝶の羽重ねも数えるほどですが咲きはじめています。

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梅便り2

暮れからずっと晴天続きで境内が埃っぽくなっています。気温は低いのですが、日照時間が長いせいでしょうか、10日以上早く「思いのまま(鶯宿)」がほころび始めました。

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お正月の賑わいも落ち着き、早くも節分の仕度にかかろうとしています。

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梅便り1

梅便り

23年卯年の新春はすこぶる穏やかで、年末年始に大雪に見舞われた地方の方々には申し訳なく思ってしまうほど。晴れ続きのせいか、今年は特に梅の開花が早く、当社境内の加賀系の白梅と鹿児島紅がちらほらほころび始めました。

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近隣地域より遅れて咲きはじめた蝋梅と同時期になったのは初めてのことです。

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