梅便り2/19

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雪の重みで幹に亀裂が入り、力なく倒れてしまった月影は、造園屋さんにケアしていただきました。白梅系は強いらしく、なんとか治るとのことで安堵しました。
思いのままと小梅は8分咲き、蝶の羽重ねや塒出錦(とやでのにしき)もそろそろ見頃です。大雪にも負けず旧社殿脇の飛梅が数輪開いています。
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川流れのふんどし

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名誉宮司(父)から聞いた言葉。「川流れのふんどし」。
川に流されたふんどしが途中の杭にひっかかるとなかなか離れないという意味。
つまり「食い(杭)にかかったら離れない」という洒落で、美味しいものを食べ始めたら周りも気にせず夢中で食べる様子を表します。
まさに、木R0011653 R0011691の真下にいる私には目もくれず、大雪でお預けをくっていた梅の蜜を夢中で吸うメジロにも当てはまりますね。(^.^)

社殿前は危険です

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またしても大雪。 もういいですよね。(-_-;)
今日の会議、明日の小学校のイベントも延期。 月毎のシフト制だから、日程変更されると大抵欠席になってしまう。 明日は休みをもらって終日小学校にいるはずだったのに、 … 延期になったからといって積雪で出かけられるわけでもなく・・・。┓(´_`)┏
ふたたび見頃の梅が満開のように雪の花が咲く。 写真は思いのままと満月枝垂れ。
社殿前両脇には落雪注意の掲示。社殿の屋根は銅板葺で真っ直ぐな傾斜ではなく、スキーのジャンプ台のように端が上がっています。そこに雪が溜まり、落ちると20キロ~30キロくらいが階段の脇に直撃します。要注意です。R0011613R0011615

月影と小梅

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原種に近い品種の青軸系「月影」と甲州最少と思われる小梅がそろそろ見頃になってきました。丸い蕾と開いた花との比率で、見る人の好みがそれぞれ違うので、押しつけがましい私の好みですが、概ね3分から4分咲きに侘び寂びが感じられて好きです。

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早咲き受難

当社で早咲きの梅の鹿児島紅や思いのままは、今回の積雪でダメージを受けたようです。幸い雪質が東京ではめずらしく軽い雪だったため、思い湿ったベタ雪で情けなく枝が折れる楠は無事でした。思いのままの花びらが霜焼けのようです。

ちなみに、当社の「思いのまま」は一般的な八重咲きのそれとは違い、おそらく鶯宿(おおしゅく)か真鶴という品種ではないかと思いますが、一社の故実で「思いのまま」と命名されています。
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梅便り2/3

手水舎後ろの小梅、月影、とやでの錦。
このエリアが良い感じになってきて、
春も間近かなぁなんて思いますが、
実は明日からグググッと逆戻りのようです。
じっくり春はやってくるんですね。

私の好きな月影です。赤い色素がない原種に近い青軸系です。境内には1本しかないので大切にしています。
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梅便り1/23

厳しい寒さも一休み。週末は春の陽気になるという予報も。
今年の2番目は白加賀でした。
菅原道真公をお祀りする神社の境内には、御祭神を慰めお和みいただくため梅が植えられています。当社も10種類の梅が40株あまり植えられています。
当社の神紋は古くから加賀梅ですが、そのいきさつはよくわかりません。というのも、江戸時代から原町田は大火が多く記録されていて、寺社や旧家の古文書が焼失しているからです。残念なことです。R0011208