暮れからずっと晴天続きで境内が埃っぽくなっています。気温は低いのですが、日照時間が長いせいでしょうか、10日以上早く「思いのまま(鶯宿)」がほころび始めました。
お正月の賑わいも落ち着き、早くも節分の仕度にかかろうとしています。
暮れからずっと晴天続きで境内が埃っぽくなっています。気温は低いのですが、日照時間が長いせいでしょうか、10日以上早く「思いのまま(鶯宿)」がほころび始めました。
お正月の賑わいも落ち着き、早くも節分の仕度にかかろうとしています。
梅便り
23年卯年の新春はすこぶる穏やかで、年末年始に大雪に見舞われた地方の方々には申し訳なく思ってしまうほど。晴れ続きのせいか、今年は特に梅の開花が早く、当社境内の加賀系の白梅と鹿児島紅がちらほらほころび始めました。
近隣地域より遅れて咲きはじめた蝋梅と同時期になったのは初めてのことです。
楊貴妃がほころびはじめました
一雨毎に春めいてきます。境内の梅も豊後系は満開で賑やかです。毎年最も遅い紅梅の楊貴妃がいくつか開きました。あいにくこの木は丈が高く、近くで愛でることがなかなかできません。濃い目のピンクの花びらがなまめかしく波打ち、まさに楊貴妃という名にふさわしいかと思われます。
梅開花情報
ふっくらと力強い豊後系が見頃を迎えました。
豊後系の八重西王(やえさいおう)もようやく開花。牡丹桜のような重い花です。
旧社殿東側の豊後には、大好物の蜜を求めて、つがいのメジロが忙しそうに枝を渡っています。
社殿脇の満月枝垂れ(みつげつしだれ)と出世稲荷社脇の山茱萸(さんしゅゆ)も見頃です。
青軸系の月影、塒出錦(とやでのにしき)が見頃になってきました。
日当りの良い旧社殿脇に移植して2年目の飛梅は、まだまだ枝ぶりは元通りになっていませんが、八重のふっくらした花をつけはじめました。
2月3日 節分祭が執り行われました。
穏やかな気候が一転して寒の戻りとなった2月3日。恒例の節分祭豆まき行事が、午後1時、2時半、4時の3回行なわれました。2回目には町田市出身の幕内力士北大樹関(きたたいきぜき)、3回目には地元のフットサルチーム「ペスカドーレ町田」のメンバーが豆まきに参加して、ファンやサポーターも詰め掛け、小雪もちらつく中、例年にも増して賑やかに斎行されました。
梅開花情報 その3
寒さがもどったせいか、開花の勢いは先週に比べると遅くなったように見えますが、青軸系の月影(右上)、小型な花ながらも可憐な蝶の羽重ね(左上)が開花しました。鹿児島紅(左下)はもう4分咲きくらい。梅ではありませんが山茱萸(さんしゅゆ)(右下)もようやく黄色い花びらをのぞかせています。
節分が近づくにつれて、春のような陽気も一転寒のもどり。当社境内もうっすらと雪化粧の今朝。
梅開花情報 その2
当社では「思いのまま」と呼ばれている鶯宿(おうしゅく)は2分咲きといったところ。すでにメジロのつがいが枝をせわしく渡って蜜をついばんでいます。
冬至梅かと思われるこの梅は、加賀系のようですが、枝の吹き出し方が密で、花と実が中型。実は少しライスボール型なので冬至梅としているものの、冬至の頃より半月以上開花が遅れます。梅は種類が多く、特定するのに苦労します。
まだ数輪ですが、塒出錦(とやでのにしき)が咲き始めました。
まだ数えるほどですが、ほころび始めました
思いのまま
白加賀
鹿児島紅
小梅(甲州最小)
桜祭りがあちこちで行なわれている頃、境内では早咲きの梅たちが実を膨らませ始めています。梅は一般的に実り年が隔年と言われる中、小梅は知らん顔で毎年たくさんの実をつけます。派手な桜の花見も日本ならではですが、産毛を纏った梅の実を眺めるのも、春を感じるのに趣があって良いものです。
楊貴妃が開花
当社境内では最も遅咲きの梅「楊貴妃」が開花しはじめました。その名のように、八重咲きの上品なピンクの花びらが波うち、今風に表現すればちょっとセレブな花。
この梅が終わる頃、世間は桜の便り一色になってくる時期を迎えますが、残念ながら当社には桜は1本もありません。梅の新緑を楽しむ季節になります。