当社境内の梅の終わりを告げる楊貴妃が艶やかに盛期を迎えています。
移植したばかりの八重西王も、春風に花吹雪を見せています。
終わりかけの豊後の枝をせわしく渡って、メジロのつがいが蜜をつつきます。いよいよ、美味しい蜜も来年までお預けです。
当社境内の梅の終わりを告げる楊貴妃が艶やかに盛期を迎えています。
移植したばかりの八重西王も、春風に花吹雪を見せています。
終わりかけの豊後の枝をせわしく渡って、メジロのつがいが蜜をつつきます。いよいよ、美味しい蜜も来年までお預けです。
春風が心地よくなってきましたね。境内の梅もいよいよ遅咲きの楊貴妃がぽつぽつ咲き始めました。
開ききると花びらが波打って小さいながらも艶やかです。
豊後が八分咲きに
今年も蕾がおしあいへしあいです。ピンク色のどっしりとした花が、お参りの方々を最初に出迎えています。
八重西王(やえさいおう)復活です。
昨年の秋、根に腐りがはいっていた幹の直径30センチくらいの立派な親木は、強風に煽られて根本から折れてしまいました。この花は、その親の実を10年ほど前に境内の片隅に蒔いて育てた木。ですから倒れてしまった親の子供ですね。まだ幹は手首ほどですが、いつの日か親に負けない大木になることでしょう。先週、かつて親がそびえていた場所に移植しました。
山茱萸(さんしゅゆ)が満開です。
飛梅開花、豊後もいよいよです
すでに早咲きの冬至梅や鶯宿、鹿児島紅などは、いたずらな春風が花びらを舞わせています。現在、塒出錦(とやでにしき)、白加賀、小梅、月影などがほぼ満開です。
青軸系の月影
三月雛祭りの今日、ようやく豊後がほころび始めました。花もどっしりとしていいますが、ぎっしりひしめく蕾にも特徴があります。
また、社殿東側では、飛梅と対になって御祭神に寄り添う満月枝垂れ(みつげつしだれ)も咲始めています。
節分、初午が過ぎ、少しずつ開花です。
当社で最も早咲きなのは「冬至梅」。(とはいっても、どうやら冬至梅という品種らしいことが最近わかったのであるが。) 鹿児島紅は既にたくさんの花をつけていて賑やかに。とやでの錦や小梅、蝶の羽重(はがさね)などはまだ数えられるほど。それでも、玉のような蕾がどの株もひしめくように並んで、見ごろを迎えるのも間近のようだ。蜜が好物のメジロも枝を渡ってそわそわ落ち着かないように見える。
雪の節分も終えて、いよいよ梅の開花が始まりました。
狙い済まされたかのように節分は雪になりました。鬼の最後の抵抗でしょうか。東京ならではの中途半端な降雪は、足元がシャーベット状でとても迷惑。それでも、多くの参詣で賑わい、盛況のうちに無事終了いたしました。
まるで待ちかねていたかのように、早咲きの梅が立春の快晴の下、わずかですがほころんできました。鶯宿(おおしゅく)、鹿児島紅、小梅系の加賀などです。一番待ちかねていたのは、蜜を楽しみにしていたメジロでしょうか。早く咲けとばかりに、あちこちで甲高い済んだ声で鳴いています。
梅の蕾が膨らんできました。
早咲きの鹿児島紅、青軸系の月影、とやで錦などです。
梅、今年は不作
今年も梅の収穫が行われました。特に梅干や梅酒が目的ではないので、綺麗な実ができるような努力はしていませんから、木によっては虫の被害が顕著な実もあります。収穫された梅はほとんど、近所や役員さんなどに配ってしまいます。
我々にとっては、とにかく中途半端に収穫されると困るんです。採り残された実は熟してビワのような色って落下。これを毎日掃除するのが大変です。
山茱萸(さんしゅゆ)が見頃です
ご参拝の方が、しばしば山椒と間違える名前ですが、「庭のサンショの・・・」の山椒ではありません。ミズキ科です。当社境内には1本しかありません。本来は根元付近からも枝がたくさん伸びて、生垣にできるような木ですが、当社の山茱萸はテラスのようになっています。
それはどういうことか?!
と申しますと、たくさんある梅も同様なのですが、神社と言えばお祭り。お祭りと言えば露店。秋祭りには150店あまりが境内を埋め尽くします。その露店の屋根に邪魔になってはまずいので、とりあえず下枝は取り去られます。さらに、山茱萸は本来、上へ上へと伸びる木なので春あたりから盛んに新芽が空を目指します。しかし、神主は所詮神主。造園屋さんみたいな道具もありませんから、あんまり高くなられても手入れができません。というわけで上に伸びる枝もカット。かくしてテラス型に。
3月1日 骨董市
ポカポカ陽気でした。梅も豊後系が賑やかに咲いて、いよいよ春です。