梅便り2/14

寒気と暖気のせめぎ合い。ここ数日は3月並の陽気になり、次々に梅がほころんできています。月影もようやく膨らんできました。正確には青軸系緑咢、梅の中でも原種に近い種類です。昨年の大雪で見事にへし折られましたが、造園屋さんに直してもらい、支え木がつけられてからもう1年近くになりますが、今年もたくさんの花を見せてくれそうです。手水舎裏の塒出錦は、まだ数えるほどしか開いていません。神符授与所前の思いのままは三分咲きくらいでしょうか。あくまでも当社の故実による名前で、品種としての思いのままとは違います。若木の頃は咲き分けていたので名付けられたものですが、老木となって中間色のピンクになってしまいました。出世稲荷社脇の山茱萸は梅ではなくミズキ科です。春の様子を伺うかのように少し膨らんできています。合成

梅便り1/19

既に1月も後半。1年の24分の1が経過したと考えると何だかがっかりした気分にもなりますが、その分だけ暖かい春は着実に近づいてきていると気持ちを切り替えてまいりましょう。
今年の梅便りのリポートで、脚立を肩にかけて境内をウロウロ。すると今までにない展開が。参宮橋から鳥居に降りる階段脇の苗木とも言えそうな小さな梅が今年の一番花でした。品種はおそらく小梅でしょうか。少し花弁の先が尖っています。もう少し成長してみないと確定できませんね。旧社殿前の飛梅の樹勢も良好のようで、蕾をたくさんつけています。20150119_105336 20150119_105937

梅便り4/10

楠木の落葉が始まり、毎日竹箒で格闘しています。1日に90ℓの袋で何個も貯まるため、そろそろ市の収集に出すのは限界で、リサイクルセンターへの持ち込みになりそうです。
今年は梅の株によっては大雪の被害を受けて、実の成りが極端に少ない木もありますが、小梅はたくさん結実しています。瑞々しい若葉と膨らみはじめた実のコントラストが春を感じさせてくれます。20140410_100924

吹き溜まりの石灯籠の足元に今年も小さな強者が咲いています。20140410_10160220140410_101222_1箒でなでられたくらいでは傷つかない姫スミレです。近くにはもうアミガサダケが顔を出していました。変な石ではありません。フランス料理ではモリーユと呼ばれ、ポルチーニ茸と共に使わるキノコです。加熱すると弾力が出て口当たりがよく、味も良いです。おそらく日本では、大きくなる前にナメクジやハサミムシなどに食べられてしまうし、見た目の悪さからメジャーにならなかったキノコなのでしょう。

楠木の落葉

いよいよ楠の落葉が始まっってしまいました。 楠木は大宰府天満宮に倣って植樹され、成長がすこぶる早く、たった40年で境内で一番の巨木になっています。常緑樹だから落葉というより生え変わり。 若葉が古い葉を引退させる感じです。5月が落葉の最盛期です。 今日の風はやや強め。 参道を掃き清めて、春風の中振り向けば・・・・(☆o☆)
ここで川柳をば 「掃き掃除 春風吹いて 元通り」 涙(T_T)です。