水無月の大祓、茅の輪神事

神職は白い装束、氏子総代は白衣に白袴で奉仕します。

30日午後5時より大祓と茅の輪神事を斎行いたしました。人型に名前を書いて息を吹きかけ、自分の身代わりになってもらい、お焚き上げをすることで半年分の罪穢れを祓う儀式です。お焚き上げの前に茅の輪を左、右、左と3回くぐります。年々参加者が増え、今年は約70名の方々と一緒に茅の輪をくぐることができました。
社頭で差し上げた人型入りの袋にお気持ちで初穂料を入れ神前に捧げます。初穂料は100円でも100万円でもかまいませんが、たくさん入れたからといってその分心身が清まるわけではありません。あくまでもお気持ちでどうぞ。どなたでも参加できます。次回は大晦日の夕方5時より斎行いたします。

神前に捧げられた人型は参加者が火にくべます。

6月と12月末日に斎行される大祓と茅の輪神事は、もともとスサノオノミコトを主祭神とする八坂神社(祇園社)に始まり全国に流行していった儀式です。茅の輪をくぐることで、半年間で貯まった罪や穢れを清めて、正常な心身でリスタートしようという儀式ですが、「人間らしい都合の良い方法だ」と言う人もいます。しかし、人間は生活する中で知らず知らずのうちに他人や他の生き物を傷つけたりしています。ましてや、人間は水と空気だけでは生きられず、他の生き物の命をいただいて己の命・肉体を維持しなければなりません。心の奥底に、そうして生きなければならない良心の呵責や、犠牲にしてきた動植物に対する感謝などが少なからずあるはずです。これを罪穢れと自分を蔑(さげす)み、せめてもの許しを乞うのかもしれません。私が神道や仏教などの罪・穢れの観念を考えると、決まってこのような思いになってしまいます。

飯綱山王祭迫る

5案15年前まで、当社では4月と6月に大綱神社例祭、日枝神社例祭が、9月に主祭神菅原道真公の例大祭が斎行されてきました。
時代の流れでしょうか、9月の例大祭がクローズアップされ、4月6月の祭は急速に賑やかさを失っていきました。そこで、なんとか昔ながらの村祭りとして復活させようと、祭礼の名称も飯綱山王祭と改め、5月に統一して斎行するようになりましたが、伝統行事として定着させるのにはまだまだ年月がかかりそうです。それでも、来る5月19日には、式典終了後から町田市内の様々な団体が参加して飯綱と日枝の神様に楽しんでいただいています。お時間がございましたら是非立ち寄ってみてください。

七五三祝いの季節です

元来11月15日に行われる祝い事でしたが、今は10月初旬から12月初旬まで参拝があります。お父さんの仕事のスケジュール、田舎の祖父母を招く予定、着付けや美容院や写真店の予約など、いろいろな条件が重なって、なおかつお日柄やお天気も・・・。そして親が悩んだ末に主役が風邪をひいたりして、全てが振り出しというケースもあるようです。家庭の一大イベントですが、神職はそのハイテンションに動じることなく、お祝いのお子さんを穏やかに迎えて、神様の静かで温かい御威徳を伝えるよう努めなければいけませんね。
社殿の前の階段はスロープにして、拝殿も正面から履物のまま入れるようにしました。拝殿の床に養生シート、畳、赤い絨毯を敷いて準備完了。「約2ヶ月間は拝殿に履物であがります。どうかご勘弁ください。」と神様にお願いしました。

夏越しの大祓(なごしのおおはらへ)

6月30日午後5時、夏越しの大祓(おおはらへ)が斎行されました。今回より氏子地域に回覧でお知らしたせいか、昨年の倍以上の約60名の方々が参列。社殿での大祓詞(おおはらへことば)奏上の後、茅の輪神事を執り行い、集められた人形(ひとがた)をお焚き上げいたしました。
茅の輪神事は半年間貯まった罪穢れを清め、新たな心身で明日からの生活をスタートさせるための儀式ですが、他の動植物の命をいただかなければ自分の命をつなぐことができない定めを心に据え、他の命に対する感謝の念を持ちながら茅の輪をくぐることも忘れてはいけません。

節分

2月3日 節分祭斎行

節分までが暦の上では年頭。年末年始の節目に誰もが心を引き締め、諸々の穢れを祓い、幸せな人は更なる継続。災いや病気に見舞われた人はリスタート。そして日本は節分で「これでもか」と鬼(災い)退治。念の入った祓い、念には念を入れて、年々のことですから。(^.^)

今年も年男年女が福と共に威勢よく撒く豆をたくさんの方たちが分けていただいてました。三回目には地元の少年野球チームの6年生も豆まきに参加して、一層賑やかでした。

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茅の輪神事

夏越しの祓い  茅の輪神事

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ですが・・・、茅の輪は先週作りました。今日は当日、午前中にお焚上げ場を設営しました。始めたばかりで知名度がないことと、この地域に習慣もないため、集まっている人型はわずかですが、丁重に焚かせていただきます。このようなものもつくりました。真ん中には陸前高田市の竹炭が入っています。

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そして、四方に斎竹(いみだけ)を立てて中央に据えました。注連縄を張り準備は万端です。

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(-_-;)しかし・・・開始時刻の午後5時まであと1時間半。雷雨、土砂降りです。

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茅の輪神事

事後報告ですが、平成22年大晦日に当社初の神事「茅の輪くぐり」を斎行いたしました。急なことだったので事前に予告できなくて申し訳ありません。茅の輪の作り方から手探り状態でしたが、神事も滞りなく斎行することができました。次回は6月30日です。

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節分祭斎行

2月3日 節分祭が執り行われました。

 穏やかな気候が一転して寒の戻りとなった2月3日。恒例の節分祭豆まき行事が、午後1時、2時半、4時の3回行なわれました。2回目には町田市出身の幕内力士北大樹関(きたたいきぜき)、3回目には地元のフットサルチーム「ペスカドーレ町田」のメンバーが豆まきに参加して、ファンやサポーターも詰め掛け、小雪もちらつく中、例年にも増して賑やかに斎行されました。

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梅開花情報 その3

寒さがもどったせいか、開花の勢いは先週に比べると遅くなったように見えますが、青軸系の月影(右上)、小型な花ながらも可憐な蝶の羽重ね(左上)が開花しました。鹿児島紅(左下)はもう4分咲きくらい。梅ではありませんが山茱萸(さんしゅゆ)(右下)もようやく黄色い花びらをのぞかせています。

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節分祭

節分祭迫る

暦の上で年頭とされるのは節分までをさします。厄歳のお祓いや家内安全、商売繁盛などのその年1年間祈願は、節分までに行なうのが習慣となっています。豆まきの風習は宮中で暮れに行なわれた豆うち行事を民衆が真似て、年の最初の暦の節目に行なうようになったようです。神社の豆まき行事では、御神域には本来鬼などいませんので、「福は内」の掛け声だけです。当社では、地元商店や百貨店・銀行などから集まった品々を袋に詰めて、当りクジの豆をキャッチした方に差し上げています。

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