梅便り 平成30年戊戌歳弥生14日

5月のような暖かさの今日、いよいよ当社境内の梅は最も遅咲きの2株、「楊貴妃」と「ふくらしぼり」が見頃になっています。来週には桜の開花予想も出ていて、特に寒さが厳しかった1月2月が嘘のようです。
楊貴妃は八重の紅梅で、確かに楊貴妃の衣を連想させる波打つ花弁が特徴的です。ふくらしぼりは豊後系の種から育てた実生で、私が勝手に命名しました。どの梅の花粉を受粉したのかわかりませんが。花弁が小型で一枚ずつ丸く巻いている上に少し色合いに絞りがあり、独特の個性を発揮しています。

楊貴妃

ふくらしぼり

梅便り 平成30年戊戌歳弥生11日

東北の震災より早7年、日待ち梅の販売も6年になったということですね。先が見えない原発の廃炉作業。被害を被った人々の心のケアも含めると、10年以上かかって50兆円が必要との試算も出ています。廃炉で出たゴミの処理方法も模索中で、100パーセント安全でないことが証明されてしまった原発を国は海外に輸出しようとしているなんて、常識的に考えられないことだと思いますがいかがでしょう。今年に入り、患者への負担もなく、副作用もなく、しかも安価で、末期がんを一日で治す治療法が発表され、再来年あたりから実用化されるということで、世間がざわつき始めていますが、放射能もたちどころに無力化するようなものが開発されたなら、私はその開発者を生き神様としてお祀りしたいと思います。被爆して甲状腺ガンの不安を抱える子どもたちの心が救われることが何よりです。
飛梅と枝垂れ梅が満開となりました。いよいよ開花を待つのは楊貴妃だけとなりました。ミズキ科の山茱萸とミツマタも負けじと満開です。

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE