四季便り 令和8丙午年弥生16日 楊貴妃

境内の梅もいよいよ最後。旧社殿脇の楊貴妃が散り始めました。来週以降は世間が桜の話題一色になるのでしょう。バトンタッチです。
楊貴妃はその名の通り、遠目には牡丹桜に似て派手に見えますが、近くで見ると花弁が少し波打って繊細です。実がならないせいでしょうか、一枚ずつ散る花びらもあれば、椿のように丸ごと落ちる花もあります。手に取ると花は少し淡い桃色になっていて、遥か古の妖艶で儚い楊貴妃を思わせるような気もします。

四季便り 令和8丙午年弥生1日

鳥居脇の思いのままは大きな鉢植えで奉納され、今の場所に地植えされました。神符授与所前の思いのままは奉納者が命名したもので、鳥居脇の梅は品種名の思いのままです。赤い部分は少ないものの、あちこちに思いのままらしさを発揮しています。その色の出方もまちまちで、確かに思い思いに咲いているように見えます。