どんど焼き

どんど焼きが始まりました。風の心配はなさそうです。
近年、「どんと祭」と呼んでいる地域もありますが、それは当社同様に境内で行うようになったからかと思います。元々自治会毎の行事だったどんど焼きは、辻と呼ばれる場所で正月飾りだけを燃やす行事でしたが、ことに街部では適した土の場所がなくなり、神社境内で行うことが多くなりました。さらにお札(ふだ)やお守りを暮れの内に納めず、初詣以降に納める方が増えて、どんど焼きはお飾りと神符類が一緒になっています。当社では、新年に納められたものは松明けから役員が交代で納札所に詰めて仕分けをし、本日持参した方のお飾りは中身をチェックして受け取るようにしています。

梅便り 令和8年丙午年睦月14日

本日は午後から恒例のどんど焼きです。以前はケヤキなどの生の枝を伐って、その先に自家製の団子を刺し、親子で肩に担いで歩いてくる光景が見られましたが、今はそんな枝ぶりのケヤキなどはなくなり、ことに当社は町部のため仕方のないことでしょう。米粉の団子を自作する家庭も少なくなりました。
当社では苦肉の策として金属製の「団子焼き専用の棒」を貸し出しています。古き良き風習はなんとか守っていきたいものです。

小梅が見頃になりつつあります。神符授与所前の思いのままもほころび始めました。町田は市長選を控えている最中に、衆院選の話が持ち上がってしまい、選挙戦で賑やかな時期が長くなるわけですから、梅も、その蜜をついばむメジロたちも、選挙運動を聞きながらになるのでしょうか。それでも、一番落ち着かず、最も多忙なのは選挙管理委員会でしょうね。

梅便り 令和8丙午年睦月13日

時ならぬ強風の吹き荒れる日が多いですね。そんな折に山火事はいただけないです。山梨県上野原の山火事は未だ鎮火の目処がたっていないようです。この連休にどんど焼きを予定していて、中止や延期を余儀なくされたところもあったようです。当社は明日の午後予定していますが、今日のような風が吹いたら当然延期することになるでしょう。

鹿児島紅や加賀もほころんできました。開きたての花は強風にも負けず、しっかりと咲き誇っています。写真は風でブレましたが。

梅便り 令和8丙午年睦月7日

松の内も今日まで。明日からお正月飾りをお持ちになる方が大勢おみえになります。当社では明日から役員さんが危険物や不燃物が納められないよう仕分けをしながら、14日のどんど焼きまで交代で詰めます。監視の目が届かない三が日のお焚き上げでは、元旦に何者かが入れてしまった未開封のビンが破裂して、火にあたっていた女性が怪我をしてしまうという不幸な出来事が起こってしまいました。1年間飾っていたお札などを袋ごと火に投げ入れる人も多く、二度とこのようなことが起きないようチェック体制を強化しても限界があり、来年からは三が日のお焚き上げは行わないことになるでしょう。
境内の梅は車両出入口脇の薄羽睦月が開花しました。御祭神菅原道真公縁の飛梅(とびうめ)の種から発芽して育った亜種ですから、特徴はとても似ていますが、開花時期が一番早くなったこと、花が少し小さめなこと、花弁が薄いこと、幹の成長が早いことなど、飛梅とは性格が違います。
これから約10種ほどの梅が桜の開花直前まで次々に咲いてゆきます。今年こそ、災害のない一年を祈りつつ、さしあたっては穏やかな春を梅たちとともに待ちましょう。

梅便り 令和七乙巳年皐月二十六日

梅雨前線が蛇行して沖縄より九州の方が早く梅雨入りしたり、五月に猛暑日が記録されたりと、地球の健康状態は依然芳しくないないようです。去年あたりから当社境内の梅、特に加賀系が5月の猛暑日に大量の落果。まだ収穫するには未熟だというのに、おびただしい量が一晩で落ちました。これも異常気象が原因でしょうか。
鳥居の前には箱根空木(ハコネウツギ)が咲いています。箱根空木は箱根だけにあったものではなく全国にあり、偶然箱根にあったから名づけられたらしいです。お墓に植えられたり、お骨拾いの箸に加工される(?)からと、縁起の悪いウツギとされている紅空木(ベニウツギ)がありますが、箱根空木は紅白に咲き分けるので区別できます。また、白い花のヤマウツギは渓谷などで目を惹きますが、梅雨入り前に開花するため梅雨を予感させるような五月の雨で花が濡れ、ヤマウツギがうなだれている様子のことを「卯の花くたし」と云い、この時期の季語になっています。地球環境が変化していく中で、季節を表した日本固有の季語も天気に合致しなくなってしまうのでしょうか。

花便り 令和七乙巳年卯月五日

梅の実はがくや雄蕊の名残りも消えて、淡い毛に包まれて膨らんでいく。根本には姫菫が逞しく咲き、菊桃も開いた。数年前に鳥の爆弾で発芽したと思われる山桜は、もう背丈2mほどになり、年ごとに花の数を増やしている。これで、クスノキの落葉が無ければ良い春なのだが。文書に関わる画像。

梅便り花便り 令和七乙巳年弥生二十六日

桜の開花が報じられ、カリンやコガクウツギの新芽や蕾が吹きだす春、各地で相次ぐ山林火災、花粉に黄砂と、決してうららかな春にうかつに深呼吸もできない。今日はここ町田市は28度という夏日予想。今からこんな気温では、夏は一体どうなるのやら。梅はもう淡い毛に包まれた実ができている。
一般的な赤い椿は藪椿、山椿などの総称。幹、葉、種はそれぞれ有用で、花も天ぷらなどで食べられる優れもの。大船渡も椿が有名。相当な数の椿が灰になってしまったことだろう。山茶花は花びらがハラハラと散るのに対して、椿の散り方は、花が丸ごとひとつ落ちるから、縁起が悪いとして病室には飾らない。我々にとっては、丸ごと落ちる水分の多い花は風に流れにくいから掃除には有難い。椿の足元にあるコガクウツギは若葉を吹きだしたばかりだけれど、落ちた椿の花が乗ってお洒落をしているようにも見える。花梨は若葉と蕾が同時に出てくるが、もう独特な薄紅色の花が、閉じた傘のように巻かれている。

花便り 令和7年3月23日

稲荷社脇の山茱萸(さんしゅゆ)が満開になると、いよいよ最後の梅「楊貴妃」も終わりが近い。桜の開花がいつになるかと世間がざわめいている中で、ひっそりと遅咲きの梅たちがフェイドアウト。暖かな陽気で桜も早まるのだろうか。

梅便り 令和七乙巳年弥生十八日

まだ私の背丈をようやく超えたくらいの実生の梅。三月に開花する遅咲きで、豊後系の幹で成長が早い。花は一重の小輪で平らに開かず、花弁に少ししわがあり、絞り染のような淡いピンク色が入る。自然交配種だから名前はまだ決めかねているが、「ひなあられ」などが良いかと。

梅便り 令和七乙巳年弥生十三日

豊後が散り始め、楊貴妃が開花すると、境内の梅もいよいよ終わりが近い。
旧社殿脇では、春らしい暖かい雨があがった朝、豊後と楊貴妃の枝が重なって話し合うよう。楊貴妃はその名の由縁か花弁が少し波打つ。もうすぐ桜とバトンタッチ。