節分祭

福は内も高らかに

節分祭が斎行されました

 

土曜日、しかも晴天とあって例年より人出が多く、年男年女の撒く、当りクジ入りの豆袋が後ろの人たちまで届かないほどの賑やかさ。クジ入りの豆袋は、小さなビニール袋。準備するにも気を使う。遠くまで投げられるようにするにはたくさんいれればいいのだが、あんまりたくさん入れると、そりゃもう顔にでも命中すれば痛い。少なすぎれば前にしか飛ばない。基本は10〜12粒としているが、今年は人出が多すぎて、かなり苦情をいただいた。なんとも、困ったものだ。やぐらを組んで高いところから撒けば?という案もあったが、天候のこともあるから・・・。

 しかも、なげかわしい事態。豆を拾う雑踏にスリが紛れ込んだ。たとえば、100人集まれば一人のスリが寄ってくると考えると、1000人集まったら割合として・・・。こんなふうに考えたくない。亥年の年男年女には、ただそれだけで「めでたい福」がある。節分は、そんな年男年女の福を豆と一緒にみなさんに分け与えるという縁起の良い催し。なのに、福をいただきながら、サイフをスラれてしまうなんて・・

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七五三も落ち着いてきました。

七五三詣

今年の七五三も賑やかでした。

境内は小さなお殿様、王子様、お姫様でいっぱい。でも三歳の女の子は受難。かわいい着物で喜んでるのもつかの間、朝から着付け、写真撮影、そしてお祓いを受ける頃にはヘトヘト。着物は鎧のような重さに。すっかり眠くなってお父さんに抱かれて帰る子の手には、しっかりと千歳飴の袋が握られているから、なおさらかわいいし、「頑張ったね」と声をかけたくなる。

写真はかわいらしいお祝いの姉妹。
許可をいただいて掲載させていただきました。

七五三シーズンです。

秋祭りが終わると、七五三の参拝が増えてきます。本来七五三は11月15日に行う行事です。ところが、最近は貸し衣装屋さんや写真屋さんの予約の都合というのがあって、15日集中というわけにはいかないようです。

七五三祝いのお子様に差し上げる記念品の準備に追われています。

楠木枝おろし


10年に一度?

楠木枝おろし

 当社楠木は参道をはさむ4本が言うなれば親木。大宰府天満宮の大楠にちなんで約40年前に腕くらいの太さのを植樹。それが現在は幹の太さ直径1.5m、高さ25mにもなっている。楠は成長がすこぶる速いが、大雪や台風などにはめっぽう弱い。直径30センチくらいの枝がねばりなく折れる。そのかわり、常緑でこんもりとした鎮守の森らしさをかもし出してくれる上に、防虫成分も持っているため虫がつかない。

 しかし、横に張り出した枝が折れると危険ということで、カラスの巣を駆除するついでに大掛かりな枝おろしとなった。クレーン車2台を駆使しての作業は、あと1週間ほど続く予定。こんもりした緑に戻るには2〜3年はかかるだろうが、これも参拝者の安全のため、仕方がないこと。