桜が満開を迎える頃、梅は花が枯れると産毛に覆われた実を育んでいます。追いかけてくる新緑に紛れるのももうすぐです。WBCの報道に紛れるように、まるでこっそりウクライナを訪問した首相。注目度が低いタイミングでの訪問は、岸田首相らしくないと感じました。花見宴会も解禁されましたが、日本は浮かれてて大丈夫なのでしょうか。なんだかもやもやします。
「花」カテゴリーアーカイブ
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梅便り 令和5年弥生8日
梅便り 令和5年弥生2日
梅便り 令和5年弥生1日
梅便り 令和5年如月19日
梅便り 令和5年如月12日
巷では様々なニュースが飛び交っています。2万人を超える死者のトルコの大地震、フィリピン入管施設を拠点とした詐欺・窃盗・強盗殺人の組織、マスクを外すか否か、ガーシー議員の懲罰・・・。それに流されているとコロナの分類の件やら、旧統一教会の件やらがフェイドアウトしていくかのようです。私はこれをメディア病と呼びます。日常がリアルタイムの報道に無意識に支配されてしまう傾向のことです。もっと広い目を以て過ごすよう努めていかなくてはいけませんね。
境内の梅が次々と見頃になりつつあります。八重咲で小型の「蝶の羽重ね」が開きました。また、一昨年幹を半分にした「鹿児島紅」も負けじと吹き出したひこばえに濃い赤の花をつけました。本来は早咲きの種類ですが、荒療治で本調子ではないようです。数年先には賑やかな枝ぶりにもどるでしょう。
梅便り 令和5年如月11日
梅便り 其の三 睦月24日
草木便り 令和4年弥生16日
梅の楊貴妃とひなあられが満開になる頃、出世稲荷脇の山茱萸(さんしゅゆ)もしたたかに満開。当社境内の山茱萸は本来の樹形とはかなり違います。普通なら根元からてっぺんにかけての幹に枝をたくさん伸ばして天を目指すからイメージとしては図のような形になります。ところが、当社境内の山茱萸はキノコ型です。これには境内ならではの理由があります。九月の例大祭や毎月1日の骨董市など、多くの出店がある境内では、この山茱萸だけでなく、梅も露店の設営に邪魔にならないよう下枝をまめに伐ります。そして上を目指す枝は手入れができなくなるためカットし、横向きの枝を残します。かくして山茱萸は幹から枝を伸ばすのを諦め、キノコ型で生きることになってしまいました。