マンサクは東北の雪国に春を知らせる木。雪を割って「まず咲く」からマンサクと呼ばれるそうです。枯れ枝のような幹についている蕾がほどけるように開いてくるのは面白いですね。当社にはシナマンサクが出世稲荷の後ろにあります。去年境内にデビューさせたのでまだ大きくはありませんが、成長すれば稲荷社の屋根に被るようになるでしょう。
投稿者「宮司」のアーカイブ
梅便り 如月7日
三寒四温と言われますが、ここ数日は寒い日のほうが多いように感じられますね。地球規模の偏西風の蛇行の影響が大きいようですが、午前中には石垣島の上をミサイルが通過したり、空の上は騒がしいようです。
鳥居の右側の思いのままが数輪開きましたが、紅白に咲き分けるのは今しばらく先のようです。
車両出入口側の玉垣沿いに去年移植した梅は、実生つまり飛梅に他の花粉がついてできた種から発芽したものですから、飛梅に比べて花弁がやや薄く小さ目で、咲く時期も飛梅より早咲きです。1月下旬に開き始めるので「薄羽睦月」と命名しました。
また神輿庫裏に移植した加賀系の梅も実生なので、やはり他の梅の花粉がついて新たなDNAを取り込んだようです。白加賀より花が一回り小粒です。
まだ二輪ですが月影も咲きました。原種に近く赤い色素を持たないため、茎やガクが緑色です。青軸系緑咢という仲間で、地味ですが白さが際立つ種類です。
節分祭斎行
飛梅が数輪ほころんだ晴天の3日。節分祭を斎行いたしました。豆打ち行事は午後に3回。年男年女はそれぞれ裃を着用して神前で奉告祭を行い、当たりクジ入りの福豆をゲットしようと大勢の氏子崇敬者が待ち構える神楽殿へ移動。太鼓の合図で威勢よく新年の幸福や安全の祈りを込めながら豆まきを行いました。
景品は御神酒、毛布、醤油、サラダ油、米、砂糖などの単品の他に、トートバッグやホックスティッシュ、菓子、マグカップなどの日用雑貨が詰め込まれた福袋、合せて730個。豆は拾えたけど当たりクジは入ってなかったとくやしがる人もいましたが、「健康で節分行事に今年も参加できたことが何よりの幸せなんですよ。」と慰めてあげました。
梅便り 如月3日
年の節目
中学生の職場体験
梅便り 睦月28日
梅便り 1/25
嘘(鷽)のような本当の話
菅原道真公を御祭神とする神社にある鷽(うそ)は実在する鷽という鳥を木彫りにしたものです。菅原道真公が大切な祭儀を行っている時に蜂が襲来し、そこへ鷽が飛来して蜂を食べ尽してくれたという伝説もあり、災いを排除してくれたことから「災いや悪事を嘘にする」と言われるようになって、縁起物として全国の天満宮や菅原神社などで頒布するようになりました。大宰府天満宮や亀戸天神などでは「鷽替え」という神事を行っていますが、当社ではまだ行ったことはありません。
木彫りの鷽の構造について意外にもご存じない方が多いようですから念のためご説明しておきますと、実際には鷽が杭のような止まり木にとまっている姿はめったに見られないのですが、下半分は止まり木で鷽は上半分です。写真は横からのアングルですが、前のくびれの下に三本書いてあるのが足先です。後ろの模様は背中から尻尾の部分です。全国各社の鷽は基本的にこのデザインで彫られています。
ちなみに、本土でも南方系の鳥なのでしょうか、梅の木によく飛来するとされているものの、当社境内での目撃例は未だにありません。
特殊な形をしていたり、かわいらしい形もあり、収集しているマニアもいらっしゃるようです。持っていることで御守り同様にほっこりした安心感を与えられれば良いと思います。














